


朝、窓の外を見れば、一夜のうちに世界はすっかり雪化粧
静かな白さに包まれた庭では、冷たい空気の中にもどこか柔らかい気配が漂っていました
机の上には、誰かがそっと作った小さな雪だるま。
帽子のように被せられたコップと、枝で作られた細い腕がなんとも愛らしい。
シンプルな姿だけれど、そこに宿る「作った人の気持ち」が、周囲の冷たさを忘れさせてくれるような一枚。
外へ出ると、公園の遊歩道も木々も、すべてが薄い綿のような雪に覆われていて
足元から聞こえる小さな雪の音を楽しむように、人々はゆっくりと歩いていました
普段と同じ風景のはずなのに、雪が降る日だけは、時間まで静かに歩調を合わせてくれるようだです。
さらに歩みを進めると、あたりには深々と降り続く雪。
建物の前の広場も真っ白なキャンバスに変わり、木々は丸く雪をまとって冬の彫刻のような姿を見せてくれています。
空から舞い降りるひとひらの雪が、静けさの中にやさしいリズムを奏でてくれているようです。
寒さの厳しい日にも、こうして雪に包まれた景色の中には、ココロオドル一面もありますね