立冬を過ぎ、日ごとに寒さが深まってまいりました。
皆様いかがおすごしでしょうか。
さて今回はグランクレール芝浦のご入居者による秋の芸術作品をご覧いただきたいと思います。
習字や絵画などご自身の好きな物を選んで作成していただきました。
専用の額縁に入れて展示させて頂きました。
こちらの作品は「ビワ」と「ブドウ」でしょうか。
線の細やかさが温かみを表現していますね。
こちらは習字の作品です。
制作者のご入居者に伺うと「この時期に飲むと美味しい日本酒を書いたんだよ」と陽気にご説明をしてくださいました。
こちらの展示では習字がメインのようですね。
「秋といえば…」というテーマで取り組んで頂きました。
隣のスペースには「秋といえば…」みのむし君と果物をモチーフに切り絵と貼り絵の作品が飾られていました。
また2ヵ月かけて素敵な壁画を作成したフロアもありました。
マスキングテープを使って色とりどりに飾られたリスや紅葉がとても芸術的です。
ひとつひとつのマスキングテープは柄物なのですが、貼る量や貼る場所を少し変えるだけでこんなに躍動感が出るんですね。
リスの毛並みがテープの模様で見事に再現されています。
そんな素敵な作品のタイトルがこちらです。
「山粧う(やまよそおう)」と読み、山々が秋の訪れとともに紅葉で色づく様子を表しています。
ちなみに四季の山には情景を表現する言葉がそれぞれあり、春は「山笑う」、夏は「山滴る」、冬は「山眠る」と言いどれも俳句の季語として使われています。
最後にご覧いただくのはこちらの絵画です。
絵をかくのが趣味のご入居者様がご自身の絵画セットを使って作り上げた作品です。
作成風景をのぞいてみると、少しずつ色を重ねていく様子は書き手の人生をあらわしているように感じます。
感性の豊かなご入居者様が多いグランクレール芝浦では季節ごとに素晴らしい作品が多く展示されています。
また素敵な作品が出来上がりましたらご紹介させて頂ければと思います。