今年の夏は本当に暑いですね…
桜台でも「暑いですね」が皆様との挨拶になっています。
暑さを乗り切るには、栄養と休息を取ることに限りますね。
そして、夏に摂る栄養としてまず思いつくのは『鰻』でしょう。
立春・立夏・立秋・立冬の各々の前18日間、
『土用』と呼ばれる期間のうち
十二支の『丑(う)』に当たる日が『土用の丑の日』。
現代では立秋前の『土用の丑の日』だけが特別扱いされていますね。
さて、今年の土用の丑の日である7月30日、
ご夕食に『土用の丑の日御膳』をご提供致しました。
ふっくらと柔らかく焼き上げた身に、香ばしいたれの香り。
ご覧下さい、このボリューム!!
国産の鰻を丸々一尾贅沢に使った蒲焼です。
きっとご満足いただけたことと存じます。
奈良時代には大伴家持が
「石麻呂に われ物申す 夏痩に良しといふ物そ 鰻取り食せ」
と詠み、万葉集に収められています。
夏バテ防止に鰻を食し栄養を摂るという
昔の人々の知恵は理に適っていて素晴らしいですね!