高輪ゲートウェイシティ 開業!

2025年3月27日 高輪ゲートウェイに隣接した施設が一部開業しました。
いよいよ東京の玄関が本格的に開き始めています。
グランクレール芝浦からは徒歩20分程度でしょうか。
線路をまたぐ道路が開通するともっとアクセスが便利になります。

JR東日本は、“広域品川圏(山手線内 大井町駅・高輪ゲートウェイ駅・田町駅・浜松町駅の5駅)”の中核、
高輪ゲートウェイの巨大な車両基地跡を、何年もかけて開発をすすめてきました。

工事が始まってすぐ、地中からは新橋と横浜を結んでいた線路の一部“高輪築堤跡”の遺跡が発掘され
調査・保護のため着工が遅れたハプニングも。
当時世界でも珍しい、海上に作られた堤防の上を走る汽車だったそうで、
かの有名な広重もその情景を絵に残しています。
添付図;明治11年の地図(内務省地理局「実測東京全図」) 出典;港区立郷土歴史館
添付図;「東京品川海辺蒸気車鉄道之真景」    〃
添付図;「東京写真八景 高輪海岸の月夜」     〃

この遺跡の一部はきれいに保存され、高輪ゲートウェイシティのなかで鑑賞できることになるそうです。
添付図;「古今東京名所 高なわ海岸の鉄道」出典;港区立郷土歴史館

高輪ゲートウェイ駅は、有名な建築家の隈研吾さんデザイン。
折り紙のような屋根が特徴的です。

ホームの照明は、端から端までずっと続く1本の照明なので、とてもすっきりした印象。
近未来的なイメージで、上から眺めているとジェットコースターのようにシューッと電車が入ってきます。

屋根の鉄骨には線路を溶融して再利用、屋根は効率的に雨水を集めます。
木材は東北の被災地で生産された杉材が使用されているとのこと。
エコロジーや復興も大きなテーマとされているようですね。
私たちもそんなエピソードを聞くと、被災地に心を寄せることができます。

改札を出ると、新しく完成した駅前広場が目の前に広がります。
夏にはお子さんたちが集まって水遊びができそうですね。

ビルは本当に大きくて、このエリアを端から端に行くのはとても時間がかかりそう!
良いお散歩になりそうです。

敷地はとても広大で、今回の開業エリアはまだごく一部。
そのうちの一つ、リンクピラー1サウスの2Fのエントランス。ものすごく高い天井で解放感に溢れます。
カフェもあって待ち合わせにぴったり。

開業でいろいろなフードトラックがたくさん来ており、
天気に恵まれてたくさんの人たちが訪れ、のんびりと思い思いに飲んだり食べたりしています。

駅からグランクレール芝浦方面を見て。
中央に見える大きなマンションの手前が当住宅です。右にレインボーブリッジも見えています。

全面開業は来年以降となりますが、住宅からのアクセスもよくなり
気分転換やお買い物に便利になりますね。
これからの完成が待ち遠しいです。

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