6月26日(木)の夕食時、グランクレール美しが丘では、季節の移ろいを感じる特別メニュー「水無月御膳」が提供されました。
この日のメニューは、初夏の風物詩をふんだんに取り入れた、目にも舌にも嬉しい献立。
ダイニングには、涼やかな装飾とともに、旬の味覚を楽しみにされるご入居者の皆さまが集まり、和やかなひとときが流れました。
🍽お品書き
前菜
水無月豆腐/鱧の湯引き 梅肉ソース/鶏ササミときゅうりの胡麻酢和え
焼き物・ご飯
米茄子の味噌チーズ焼き/鮎の塩焼き(姿焼き)/牛肉のしぐれ煮ご飯
汁物・甘味
冬瓜とあさりのお吸い物/紫陽花ヨーグルトゼリー
「鱧の湯引き 梅肉ソース」は、梅雨の季節にぴったりの爽やかな味わいで、「昔、京都で食べた鱧を思い出しました」と懐かしむ声も。
また、鮎の塩焼きは姿のままで提供され、その美しい盛り付けと香ばしい味わいが大変好評でした。
紫陽花を模したゼリーは、見た目の美しさがとても幻想的で歓声が上がるほどでした。
🍃「水無月」の由来
「水無月(みなづき)」とは旧暦の6月のこと。漢字では「水が無い月」と書きますが、これは「無」が「の」にあたる助詞で、「水の月」という意味とも解釈されます。
梅雨の時期にあたり、田んぼに水を引く大切な季節であることから、そう呼ばれるようになったとも言われています。
また、京都では6月30日に「水無月」という和菓子を食べて、半年間の厄を祓う風習もあり、季節の節目を感じる言葉でもあります。
🌿季節を感じる食のひととき
グランクレール美しが丘では、季節ごとの特別メニューを通じて、五感で季節を楽しんでいただけるよう工夫を凝らしています。
今回の「水無月御膳」も、食を通じて初夏の訪れを感じる、心豊かな時間となりました。
次回の特別メニューもどうぞお楽しみに。